PLAY!

2020年6月、東京・立川の新街区「GREEN SPRINGS」内にオープンした美術館と子どもの遊び場を中心とする複合文化施設です。「ありそうでない」場所をつくるため、PLAY!が目指すもの、活動が拡張するプロセスや断片を、プロデューサーの草刈大介が、短い文章でたくさん書きます。

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2020年6月、東京・立川の新街区「GREEN SPRINGS」内にオープンした美術館と子どもの遊び場を中心とする複合文化施設です。「ありそうでない」場所をつくるため、PLAY!が目指すもの、活動が拡張するプロセスや断片を、プロデューサーの草刈大介が、短い文章でたくさん書きます。

記事一覧

「立川からはじめる未来」 11: 立川市の一員になる。

「立川からはじめる未来」 10: 合言葉「ありそうでない」は、ジャンプではなくて背伸びで

「立川からはじめる未来」 11: 立川市の一員になる。

10月22日、PLAY! と立川市が、相互協力に関する協定を締結しました。市民向けの鑑賞講座などを開催するほか、より気軽に利用してもらうためにお得な「立川割」を11月2日からスタートさせます。ふうん、と思うかもしれませんが、これは画期的なことです。「ファーレ立川」をはじめ、かねてよりアートをキーワードに街づくりを進めてきた立川市が、生まれたてのPLAY! を仲間と認めてくれて、一緒に取り組んでゆくことになったのですから。 この締結に尽力してくださったのは、立川市の産業文

「立川からはじめる未来」 10: 合言葉「ありそうでない」は、ジャンプではなくて背伸びで

ずいぶん間が空きました。5回に分けて、自分が経験した仕事や考え方を紹介してきました。その上で、PLAY! がどんな場所を目指しているのかについて、お話をしていきたいと思います。 「ありそうでないこと」。 PLAY! のプロジェクト立ち上げ時から掲げている合言葉です。これはぼくが大切にしている言葉で、PLAY! でない場面でもしばしば言っています。「ありそうなこと」は世の中にたくさんあります。すでに成功したものをなぞれば、事業主や消費者にも安心感が広がります。けれど「ありそ