さまざまなクリエイターを輩出している武蔵野美術大学、通称武蔵美(ムサビ)。所在地はぼくが住む東京都の小平市ですが、PLAY! から北東に車で10-15分くらいのご近所さんです。その武蔵美と一緒に、来年1月から課外プログラムを実施することが決まり、今日から学生の募集を開始しました。プログラム名は「PLAY! と経済」。 アートディレクターの菊地敦己さん、tupera tuperaの亀山達矢さん、「かおてん.」のグラフィックを担当したminnaのおふたり、映像を手がけたCeka
10月22日、PLAY! と立川市が、相互協力に関する協定を締結しました。市民向けの鑑賞講座などを開催するほか、より気軽に利用してもらうためにお得な「立川割」を11月2日からスタートさせます。ふうん、と思うかもしれませんが、これは画期的なことです。「ファーレ立川」をはじめ、かねてよりアートをキーワードに街づくりを進めてきた立川市が、生まれたてのPLAY! を仲間と認めてくれて、一緒に取り組んでゆくことになったのですから。 この締結に尽力してくださったのは、立川市の産業文
ずいぶん間が空きました。5回に分けて、自分が経験した仕事や考え方を紹介してきました。その上で、PLAY! がどんな場所を目指しているのかについて、お話をしていきたいと思います。 「ありそうでないこと」。 PLAY! のプロジェクト立ち上げ時から掲げている合言葉です。これはぼくが大切にしている言葉で、PLAY! でない場面でもしばしば言っています。「ありそうなこと」は世の中にたくさんあります。すでに成功したものをなぞれば、事業主や消費者にも安心感が広がります。けれど「ありそ
オープンして明日で3ヶ月になります。PLAY! では日々、いろいろなことを進めています。 8月下旬、研修の一環として八王子と日野の小学校の先生方の協力を得てヒヤリング調査を行い、来場者の属性、展示やサービスに対する満足度や要望を整理しました。MUSEUMではスタッフの研修、1月からのアーノルド・ローベル展、4月からの常設展と企画展の準備を進めています。SHOPやCAFEでも新商品の開発が本格化して、PARKでは今月土曜日からいよいよ大型遊具「バルーンモンスター」が登場します。
2012年に「加藤久仁生展」と「マウリッツハイス美術館展」という2つのすばらしい展覧会を担当し、そのことが3年後に会社を離れるきっかけとなりました。 アーツ&クラフツ展での失敗を挽回しようと、新規企画をがむしゃらに増やしていました。大型展も担当しましたが、なんとなく迷いもあり、中規模の企画から出直そう、という気持ちでした。2005年に企画したミッフィー展が呼び水となり、エリック・カールなどの絵本展や、漫画・アニメ「ベルサイユのばら」など、それまで展覧会としては扱われてこなか
PLAY! の話をしていくために、ぼくの体験とそこで学んだ考え方について、もう少し知っていただいたほうがよいかと思いました。そこでもう2回、プロフィール紹介を続けたいと思います。 2005年に担当した二つの展覧会は事業として成功し、自身の経験としても実りあるものとなりました。この後、東京国立博物館での「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」(2007年)、東京都美術館での「ルーヴル美術館展」(2008年)などの大型展を担当し、手に入れた経験をもとに思い描いた成果を上げることができまし